1.会員向けの気象測器研究会
『気象測器研究会』を定期的に開催しています。
気象センサー・データロガー・通信技術・データの可視化・予報技術等について
各分野の専門家が集い、研究活動を行っています。
※気象測器研究会のこれまでの講演内容
2.研究・開発
現在の研究テーマと学会での発表状況
①一体型地上観測機器の性能評価実験
・一体型地上気象観測機器の性能評価に関する報告書を公開しました。
第Ⅰ部 CWSの特性(14MB)
第Ⅱ部 実験に用いた観測機器(5MB)
第Ⅲ部 地上気象観測機器の現状と将来像(7MB)
・日本気象学会2012年度春季大会(つくば)
「一体型気象センサーの野外比較観測」
・日本気象学会2012年度秋季大会(札幌)
「一体型気象センサー(CWS)の風向風速特性」
・日本地球惑星科学連合2013年大会(幕張)
「一体型地上気象観測機器(CWS)の性能評価」(英語版)
・TECO-2014(サンクトペテルブルグ)
「Evaluation of compact weather sensors」
・第23回風工学シンポジウム(東京)
「一体型地上気象観測機器(CWS)の風計測性能評価」
②転倒ます型雨量計の特性評価
・転倒ます型雨量計の特性評価に関する報告書を公開しました。
本編 第Ⅰ部 転倒ます型雨量計の性能(16MB)
第Ⅱ部 雨量観測と雨量計開発の歴史(2MB)
別冊 雨量計の設置と保守(1MB)
・日本気象学会2014年度春季大会(横浜)
「転倒ます型雨量計の比較観測」
・TECO-2014(サンクトペテルブルグ)
「Comparison of RainGauges in Natural Rainfall Conditions」
・日本気象学会2015年度春季大会(つくば)
「転倒ます型雨量計の比較観測(その2)」
―インド・チェラプンジでの比較観測―
・日本地球惑星科学連合2015年大会(幕張)
「転倒ます型雨量計の比較観測」(英語版)
③新型温度計シェルターの比較観測実験
・報告書を会員向けに公開しました(2022/6/1)
・TECO-2018(アムステルダム)
「Development of new thermometer shields
with the ventilation speed controller」
・日本気象学会2018年度秋季大会(仙台)
「通風量を制御した温度計の省電力型強制通風筒の開発」
3.専門的立場からのコンサルティング業務
これまでの活動実績
①京都大学 防災研究所 穂高砂防観測所に対してコンサルティング業務を
行いました。
平成28年6月、京都大学 防災研究所 穂高砂防観測所の依頼を受け
気象観測システムの提案を行いました。
併せて気象観測システムの調達および設置工事を実施しました。
②香川大学に対してコンサルティング業務を行いました。
平成28年8月、香川大学の依頼を受け同大学が実施するインド亜大陸北東部の
降水粒径特性に関する観測研究に使用する観測装置の提案を行いました。
観測現場に商用電源が無いことや屋外で安定的に自動観測できる性能・
機能を有する観測システムの提案を行い併せて機器の調達を行いました。
③京大ウィークス2016の支援を行いました。
京都大学が一般市民に対して実施したイベント『京大ウィークス2016』の内
平成28年10月29日、潮岬風力実験所で実施した『気象観測の実体験』の
支援に専門家を派遣しました。
④京大ウィークス2017の支援を行いました。
京都大学が一般市民に対して実施したイベント『京大ウィークス2017』の内
平成29年10月23日、潮岬風力実験所で実施した『気象観測の実体験』の
支援に専門家を派遣しました。
⑤京都大学 防災研究所 穂高砂防観測所に対してコンサルティング業務を
行いました。
平成30年10月、京都大学 防災研究所 穂高砂防観測所の依頼を受け
気象観測システムの提案を行いました。
併せて気象観測システムの調達および設置工事を実施しました。
⑥京大ウィークス2018の支援を行いました。
京都大学が一般市民に対して実施したイベント『京大ウィークス2018』の内
平成30年10月27日、白浜海象観測所で実施した『温度計測機器の紹介』の
支援に専門家を派遣しました。
4.講習会・講演会
これまでの活動実績
①日本農業気象学会2015年全国大会(平成27年3月16日~19日)に
出展しました。
また、同学会において気象測器の講習会を実施しました。
詳細はこちらをご覧ください。
開催報告書が同学会和文誌「生物と気象」に掲載されました。
②平成28年1月12日、京都大学 防災研究所 技術室様向け技術研修を
実施しました。
研修テーマは「観測および実験における計測機器ノイズの発生その対策に関する
研修および実技」です。
詳細はこちらをご覧ください。
③平成30年3月17日、首都大学東京と共催して途上国の気象技術者7ヶ国10名を
招き、各国での気象観測における課題について議論するワークショップ
(IWMOI2018)を開催しました。
④令和元年11月13日、京都分室において「防災気象講演会」を開催しました。
・講演会の趣旨および概要
1.地球温暖化と防災情報
2.アジア地域の気象が日本の気象災害に及ぼす影響
3.気象観測値の防災情報への反映
4.南山城周辺で発生したゲリラ豪雨の最新レーダでの観測事例
5.人材育成
国内や途上国の気象専門家などの人材育成に関する活動を行います。
これまでの活動実績
①平成28年度JICA集団研修を実施しました。
平成28年10月3日、平成28年度JICA課題別研修「気象業務能力向上」の
一部を気象庁の依頼により実施しました。
途上国8か国8名の気象技術者の研修に専門家を派遣しました。
②平成28年度JICA国別研修(スリランカ)を実施しました。
JICAが平成29年2月13日~24日にかけて実施した平成28年度JICA国別研修の
一部を実施しました。
上記の日程の内5日間スリランカ気象技術者の研修に専門家を派遣しました。
③平成29年度JICA集団研修を実施しました。
平成29年10月2日、平成29年度JICA課題別研修「気象業務能力向上」の
一部を気象庁の依頼により実施しました。
途上国7か国8名の気象技術者の研修に専門家を派遣しました。